ショスタコーヴィチ×井上道義

日比谷公会堂にて、井上道義指揮、ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクトの最終日。


舞台の上の井上さんも、普段の井上さんと同様にステキでした。母と、母方の祖父母と一緒に行ったのだけれど、たぶん祖父の92歳はこの日の観客最高齢だったに違いない。後半が始まる前に黒柳徹子さんと井上さんが舞台で短いトークを繰り広げていたのだけれど、彼女が今日の演奏をこれはジャズね、と言っててそのとおりだと思って僕感動しちゃった、ていう井上さんのお話が印象的だった。あと、徹子さんのご両親の出会いがこの公会堂の舞台上だったそうで、終演後に祖父と徹子さんがちょっとお話ししてすごい盛り上がってて面白かった。もちろん、オーケストラの演奏自体もすばらしく、最終日だけじゃなく、連日ちゃんと通いたかった。


この秋は修論のためにだいぶいろんなものを(見たり関わったりするのを)諦めたけど、それじゃ意味ないんじゃんと思ったりもする。でも現場が続くと、勉強不足を痛感する。あと、論文のためにひきこもったらひきこもったで、論文を書くのも作品づくりの一貫なんだなと思ったりもする。いずれにせよ、両立はとっても難しい。