アジア現代演劇 公演のお知らせ at シアタートラム

シアタートラムがここ数年間続けている、アジア諸国の劇団のコラボレーション企画、今年はマレーシアとインドネシアから複数のカンパニーが来日します。


今月の14日からの公演で、私はマレーシアのほうの字幕翻訳&オペをしてます。3作品とも使用言語が異なっていて、舞台の作り方もそれぞれにかなり色の違うものになってるので、見比べてみるのも面白いかと。


以下、公演情報です。


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異なる民族、文化、言語が共存/交錯するインド
ネシアとマレーシアの 社会。
そこに生き、演劇を作る意味とは?
国内の〈他者〉との「コラボレーション」を試みた
2作品をシアタートラム(三軒茶屋)にて上演!

詳細
http://setagaya-pt.jp/theater_info/2008/02/post_108.html


■マレーシア作品
『ブレイク-ィング』  ※英語、中国語、マレー語上演
(日本語字幕付)         
異なる民族と文化、言語が混在する多民族国家マレーシア
の中で、マレー語系、中国語系、英語系と三つの演劇圏に
分かれて活動する劇作家・演出家・俳優のジョー・クカサ
ス、ロー・コックマン、ナム・ロン。彼らは自国の異なる
文化圏の〈あいだ〉に対話を生み出す演劇的な プラットフ
ォームを構築しようと「ペンタス・プロジェクト」を始動
しました。作品『ブレイク-ィング』(2006年)はこのプ
ロジェクトの処女作です。「言語」をテーマに紡ぎだされ
る本作品は、多言語国家であるマレーシアに3名の演出家
が正面から挑んだ意欲作です。是非ご期待下さい。

[作・演出]ジョー・クカサス『サイレンス・プリーズ』
      ロー・コック・マン『報告(思想+自分)』
      ナム・ロン『WIP』


インドネシア作品
『オン/オフ』 ※インドネシア語上演(日本語字幕付)
約三百もの民族、五百以上もの異なる言語が、「多様性
のなかの統一」 を形づくるインドネシア。劇場のなかに
止まらず、地域やコミュニティ へと出かけて、文字通り
村々の広場で演劇活動を行ってきた「テアト ル・クブー
ル」の主宰者ディンドン・WSとその劇団は、インドネ
シア での演劇実践には「コラボレーション」という視座
と方法論が不可欠だ と考え、新しい作品創造に取り組み
始めました。
西スマトラ出身の音楽家を迎え上演される『オン/オフ』
は、西スマトラの神秘的な呪文の伝統を調べにのせ、
インドネシアならではの俳優の身体による幻想的なイメ
ージと共に、現代社会への痛烈な批判ともなっています。

[作・演出] ディンドン・WS


日  程:2008年2月14日(木)〜2月 17日(日)
会  場:シアタートラム
料  金:全席自由・日時指定
     一般3,000円、友の会会員  2,700円
     世田谷区民割引 2,800円、
     学生席(TSSS) 1,500円(要事前登録/
     詳細、申込みはオンラインチケットへ)
     2公演セット券5,000円

※公演セット券ならびに、世田谷区民割引は劇場
チケットセンターにて 前売のみ取扱い、オンラインでは
ご購入いただけません。


■チケット取り扱い
劇場チケットセンター 03-5432-1515
パソコンhttp://setagaya-pt.jp/ticket_buy/
携帯http://setagaya-pt.jp/m/
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