河口湖

カロリンと私と母親と、カロリンの前のホストマザーのKさんと車で河口湖に行ってきた。朝7時に起きてぱぱっと用意して家を出たら、1時間ちょっとで着いてしまった。近っ。
久保田一竹美術館と、与勇輝の人形館に行った。一竹美術館は、美術館というより一件のだだっ広い素敵な別荘のようで、建物全体が信じられないほど楽しくできていた。特に、一見ただの広場に見える白い石場が、オープンカフェから見上げると舞台上演の場にもなる所が凄いアイデアだなと思った。展示されていた着物は近くで見るとぼやっとしていて、でも少し離れて観ると何枚もの並んだ着物が一枚の絵になっていて、びっくりした。こんな衣装を舞台で使ったら、衣装の迫力で役者が消し飛ぶにちがいない。
人形は、髪がこっちに向かって伸びてきそうなコワいタイプとか、思わず抱き上げて抱きしめたくなるかわいいタイプとかがあるけれど、与勇輝の人形は、見てて泣きそうになるタイプの人形だった。特にウチの母親は、小さいころの息子たちにそっくりな人形があるといって号泣していた。関係ないが、一竹美術館にも与人形館にも黒柳徹子がいた。いたというか、彼女の写真がかざってあった。  ・・・何故。