世田谷パブリック・シアターにて、ヤン・プッシュ「match」を観た。家を出る直前にカロリンとカロリンママが家に来て、ピアノの先生や生徒さんたちと話して盛り上がっていたら出る時間を過ぎてしまった。開演ぎりっぎりに劇場にとびこんでぜーぜーいってたら、隣の席が某ドゥボス先生だった。ど、どういう確率・・・?という疑問はさておき、私はほんとにフランス語ができないことがもうすっかり先生にバレてしまっているため、日本語で押し切る。さてプッシュですが、最初はこのまま男女のいざこざがひたすら舞台の上で繰り広げられるのではと思ってハラハラしていたが、「愛してる」を伝えようとする言葉が結局すべて以前に誰かが歌った歌の歌詞の中に含まれていたり、言い争いをしていたはずがいつのまにか相手とまったく同じ言葉を発していたりするところなど、小技が散発されていて楽しかった。あと、映像の技術が凄くて、映像が舞台の上でちゃんと機能してる舞台を観たのはダムタイプ以来な気がする(言い過ぎ?)。先生はだいぶ期待はずれだったらしくがっかりしていらっしゃったので、先生の感想は伺って自分の感想は一言も述べずに立ち去る。帰りにあじゃりに遭遇し、近況報告。